チェンライ暮らし

Edited from CGIboy


 まだ、「BLOG」などというものが普及していなかったころ、日記を記録するのにお世話になった「CGIboy」ですが、
「BLOG」が広まるにつれて、廃止されることになってしまいました。幸い、廃止の予告を受けてバックアップをとって
あったため、それを元に、見た目だけでも「CGIboy」時代そのままに、復元し公開保存することにいたしました。
なお、復元時に気がついた誤字脱字は訂正し、一部段落などの追加や「補記」として説明を追加したものもあります。


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2005年05月 INDEX

2005/05/01 終日、「魚屋」さん
2005/05/02 午後、夕立
2005/05/03 養魚池の竹橋付け替え
2005/05/04 ドイトゥンのコーヒー工場へ
2005/05/05 蚊退治の「消毒」
2005/05/06 雨期のはしり?
2005/05/07 終日、雨降り
2005/05/08 養魚池に誘蛾灯設置
2005/05/09 やっと、晴れ間
2005/05/10 朝からチェンライ
2005/05/11 坊さん、今年も外遊
2005/05/12 「きのこ」出始める。
2005/05/13 ハロゲン・ランプ、誰か教えて!
2005/05/14 ハロゲン・ランプ、使えるようになりました。
2005/05/15 明日から、新学期
2005/05/16 暑さの記録更新
2005/05/17 リンチー出荷(続き)
2005/05/18 今夜もまたむし暑い
2005/05/19 ブロードバンド、絶望的!
2005/05/20 このランの花、ここで咲くのは、今年が最後!
2005/05/21 郡内に「書店」
2005/05/22 見事な稲妻
2005/05/23 振り替え休日
2005/05/24 始業点検の必要性
2005/05/25 グロなタバコの箱
2005/05/26 今年も「リンチー」送り終わった
2005/05/27 風邪!
2005/05/28 風邪、徐々に回復!
2005/05/29 風邪、伝染!
2005/05/30 ADSL、申し込みする
2005/05/31 エタノール混合ガソリン
2005年5月の日記

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終日、「魚屋」さん 2005年05月01日
 朝から、チャムトーンで生簀の魚を買いに来る客を待って、終日待機。さながら、魚屋さんであるが、今日もおおぜいで、宴会気分。
 ホームページ用に、何種類かの魚の写真を撮る。「ランナータイの魚集」にまとめる予定。
 水を干した池に肥料(尿素、5kg)と消石灰(40kg)を撒く。雨が多くなって水がたまり、稚魚を放流できるようになったときの準備で、肥料は植物プランクトンの養分、消石灰は、雑菌の消毒用。早くても今月下旬、もしかすると、6月に入らないと放流できるほどには、水はたまらないかもしれない。
 午後4時前、雷雨あり。雨量はごくわずか。

午後、夕立 2005年05月02日
 今日も、昼食はチャムトーン。魚は、今日で売り切れ。安売りなどのせいで、総売上は、予定をだいぶ下回りそうで、4000バーツに届くかどうかといったところ。
 明日、養魚池内の桟橋の架け替え予定。
その辺の丸太でも、5年くらいは充分持つが、できるだけ長持ちさせるために、柱は、すべてコンクリート製に交換。

 (覚書) コンクリ柱 10.0cm角 2.0m @180バーツ
            12.5cm角 1.5m @165
            12.5cm角 1.0m @110
      角材 2x3  @11バーツ/ソク(50cmあたり)

 今日から「ジャンボ」の遊び相手に「ビッグ小」チャムトーンへ引越し。家では、小柄なため、いじめられていて、古巣へ戻れば元気回復しそう。
 4時前頃から、2回にわたり雷雨。最近では雨量多い方、それでも10mm未満かも。いくらかは潤ったか。雨の後気温、24,5度まで下がり涼しい。

養魚池の竹橋付け替え 2005年05月03日
チャムトーンの養魚池の竹製の桟橋が古くなり架け替え工事。順調に行けば2日で完了予定。
 昼前、Mさん来宅。連休で奥さんの実家を訪ねてこられたらしい。実家は、同じ郡内のメチャン市からチェンマイ方面への山道に入りかけたところだそうだ。北タイのコーヒー豆に感心をお持ちのようで、明日再訪される予定。

 2時過ぎ頃から、激しい雷雨。5〜60mmは降ったようだ。きのこ、出るかな。

 養魚池の魚の売り上げ合計、4655バーツ。大体予想通り。
 リンチーの産地出荷価格、昨日は23バーツ/キロ、今日は、21バーツ。
特別よいものは、27〜8バーツらしい。
 我が家のリンチーは、未熟で出荷は、1週間後くらいか。

ドイトゥンのコーヒー工場へ 2005年05月04日
 この時期としては、珍しい「朝霧」。視界は100m以内。(写真:普段なら向こうの山が見える庭の風景だが、全くみえない)
 夜のうちにある程度の雨があり、朝方、晴れて冷気が入りこむとたまに起きる現象。今朝の気温は冷え込んで、20度ほどしかなかった。こんな日は日中は、陽射しも強く、暑さは倍増。
 昼前、Mさんがみえて、ドイトゥンのコーヒー工場へご案内する。日本に販路がおありだそうで、各品質(5段階)のサンプルをおもとめになる。
 一番高い、小粒の丸豆でキロ当たり200バーツ、一番安いもので、110バーツ。いずれも小口売りの価格で、 大量に購入することになれば、ある程度のディスカウントはしてもらえるとおもわれるが、いずれにしても、この工場は「王室プロジェクト」の一部で、民間企業ではないので、それほどの値引きはされないのかもしれない。このプロジェクトで生産された他の商品の場合でも、かなり割高で「国際標準価格」なのではないかと思われるほどである。
 買われたコーヒーの量が多く、バイクでは大変そうなので、お宅までお送りする。新築のきれいな家だった。ぐるりの塀の上に、闖入者防止のために、割れたガラス瓶が埋め込まれていた。今の我が家を建てた16,7年前に、我が家でも同じことをしたのが懐かしい。
 養魚池の竹の橋、大きい方が完成。やはり予定よりは遅れていて、あと2日くらいはかかりそう。

蚊退治の「消毒」 2005年05月05日
 村の「衛生委員」たちによる、蚊退治の薬の散布が行われた。一人で肩からぶら下げられる「噴霧機」で、もうもうと煙を上げて薬が撒かれていく。技術の進歩というのだろう、超小型のガソリンエンジンの「バズーカ砲」のような機械は、エンジンの排気ガスに薬を混ぜて撒布する仕掛けになっていて、煙は10mくらいの高さまで広がっていく。しかも、「人畜無害(?)」の蚊の生殖を抑制するホルモン剤らしい。
 これからの時期、このあたりでは、蚊が媒介する「デング熱(カイ・ルアット・オーク)」とか「マラリア」の流行する季節に入る。「デング熱」を媒介する蚊は、おもに日中に活動する「ネッタイシマ蚊」、「ヒトスジシマ蚊」とかいう、「やぶ蚊」の一種らしい。また、「マラリア原虫」を媒介する「ハマダラ蚊」は、夕方から宵にかけて活動するものらしい。
 最近は、夜間でも「蚊」の出現は、随分少なくはなったとはいうものの、これらの病気は、手遅れになると命にかかわるものなので、蚊には充分注意するにこしたことはない。
 チャムトーンの我が家が、一番最後の消毒場所で、終ってから(10分足らずで、3000�くらい)、簡単な料理、お酒でお礼。本来チャムトーンは、となりの郡に属する場所で、特別、ないしょでお願いしているわけで・・・。

 竹の橋2つは完成。あと下の池の桟橋の、上だけ交換する作業だけ。

 3日前から、「ジャンボ」の遊び相手として、チャムトーンにこして行った「ビック小」、環境が変わったためか、餌を全く食べなくなってしまったということで、出戻り。しばらくようすを見ることに。
 「ミ」の子供たちは、2,3日前から、目が開き始めた。なんとなく太りすぎのような気がするが・・・。
 今、午後5時前。むし暑い、降るかも。室内気温27度。

雨期のはしり? 2005年05月06日
 朝方から、しとしと雨が降ったりやんだり、雨期も、もうすぐそこまで来ているのかもしれない。
 インド洋(ベンガル湾)方面の気団と大陸気団(チベット方面)のせめぎあいの場所にあたる北タイは、大陸気団の中に入ると雨はほとんど降らない乾期になり、気温も下がる。インド洋気団の勢力下に入ると、気温も湿度もぐんと上がり、雨も多くなって雨期になる。ちょうど、今頃の時期は、両方の気団の境目が行ったり来たりで、激しい雷雨や疾風に見舞われ、大粒の雹なども降ってくることも多い。
 もうじき
庭の草木への水やりは、必要ではなくなるが、その代わりあらゆる植物の成長が早くなり、今度は、雑草とりに追われることになる。

 養魚池の竹の橋、改装工事完了。

 我が家のリンチーは今年は不作。天候不順というのかもしれないが、実がかなり大きくなってから、乾燥が続き、果皮は乾燥のため成長を止めてしまったようだ。その後、収穫時期が近づくにつれ、適度な雨が降り、遅ればせながら実が成長したため、はじけて割れてしまうものが、かなりの割合で見られ、売り物にはならないようだ。天候を見ながら、水やりをすれば、こんなことにはならないのだろうが、所詮「リンチー・ファーム」といったようなものではなく、毎年のことだが、たいした手入れなどしていないのだから、仕方のないことかもしれない。味のほうもいまいちで、「楊貴妃」に献上できるほどの味(酸味、甘味)には、程遠いようだ。

終日、雨降り 2005年05月07日
昨日からのしとしと雨は、今日も終日降っていた。
雨の量は、ほんのわずかだが、気温が低くて肌寒いくらい。
この季節には、膝の上に来ない猫も、膝に上がってきて丸くなっている。
 稚魚2種類だけ買ってくる。とりあえず、生簀の中で飼育。
パ・ニン、1000尾、700バーツ。パ・ソイ、2000尾、600バーツ。
フエカイの新しい店で購入。

養魚池に誘蛾灯設置 2005年05月08日
 今日も、一日、しとしと雨。例年よりは、だいぶ早いようだが、まさに「雨期」の先駆けである。肌寒い。シャワー用の「温水」も、期待できそうもない。

 雨の中、ケサリンと二人で、チャムトーンの下の池の中に「誘蛾灯」を設置する。
この季節、「シロアリ」の羽蟻(「メン・マオ」という)や「メン・マン(黒いごく小さな蟻)」の羽蟻が、大量に発生するので、蛍光灯でおびき寄せて、魚のえさにしようというわけである。えさ代の節約になるばかりか、かなり栄養豊富で、魚の成長も早くなるらしい。費用しめて400バーツ。えさ代、かます1袋分。
 「メン・マオ」は、普通は人は食ベルことはない。「メン」というのは、一般に「虫類」のことで、「マオ」とは、「酔う」という意味で、食べると気分悪くなるのでそのように呼ぶらしい。
「メン・マン」、とくに「メン・マン・トゥア・メー」と呼ばれる、将来「女王アリ」になるメスの羽蟻は、市場で結構な値段で売られているところを見ると、人間にとってもたいそうなご馳走らしい。「マン」というのは、油がのっていてこくのある食べ物の形容詞で、ちなみに「油類」を「ナムマン(脂っこい水?)」という。(余談:北タイでは、「マメ」に体を動かす人のことも「マン」という)
 ちなみに、「メン・マン」は、まだ成虫になる前の真っ白な蛆虫のような幼虫を、地中深くから掘り出して、売っている。こちらの方が「旬」は長いようだ。
 雨上がりなどで、少し蒸し暑い日の夕方、薄暗くなり始めたころから、「メン・マオ(シロアリ)」や他の種類の黒アリの羽蟻などが、花壇や芝生などの間から、大量に飛び立ち始め、この時間帯には、家の中の電気を消していないと、小さな隙間からでも侵入してくる。ひとつの巣穴からだけでも、何百、何千という数で、なんとも薄気味悪いものである。「メン・マオ」などの「非食用」の羽蟻から遅れること1,2時間で、今度は「メン・マン」の襲来である。ただ、こちらのほうは、食用になるため歓迎されてはいるようであるが・・・。
 思うところあって、「虫類」はいっさい口にしていないため、味はわからないが好物にしている人は多い。

やっと、晴れ間 2005年05月09日
 昼まえから、薄日がさしはじめ、午後からは、すっかり晴れ上がり、暑さが戻ってきた。くらくらするほどの日の光に、少々戸惑いを感じるほどであるが、この時期はこれでなくては。
 だが、天気予報によると、北タイは、明日あたりから雷雨による豪雨で、土砂崩れなどに注意するようにとのこと。やれやれ。
 観光をかねて「チェンセン」に、天井材を買いにいく。
 幅2cmほどの薄い「経木(へぎ)」板をアジロに編んだ物を、「フエカイ」で見つけたが、たった2枚しかなかったのと、サイズが小さくて使えそうもなかったため、仕入先を聞いたところ「チェンセン」だというので、出かけてみた。チェンセンの雑貨屋で聞くと、対岸のラオスから入ってくるものだということがわかった。いまどきタイでは、このようなものを編む人はいないとのこと。たいした手間賃にもならい工芸品などは、タイの国内から、消えていく運命にあるのかもしれない。近隣のラオス、ミャンマーの人件費は、タイの3分の1くらいのものらしい。結局、目的の物は買えなかったが、帰る途中で立ち寄った、「ユーカリ」などの間伐材を主に商いしている材木やで、竹製の「合板」(マイ・アット・マイ・パイ)を見つけ、購入した。ちょっとした工業製品で、このあたりで作られているものではないらしい。経済成長とともに、タイでも、工芸品は「まがい物」の工業製品に置き換わっていくもののようだ。2mx1mのもので、1枚、250バーツ。値段も高い。お持ち帰りということで、値切って、8枚買う。
 今、夜の7時半近く、今夜も、「メン・マオ」の襲来で、これから30分ほど、家の中、すべて消灯するので、さようならです。
 写真は、今日の午前中の「チェンセン」の大通り。
中ほどの左手奥に、「チェンセン」の市場があり、少し手前の写真の左手が、バスターミナル(写ってない)。奥のほうの左手に「博物館」があり、ほとんどの役所がこの通りに面している。メコン川は、後ろの方向、約200mのT字路の先を流れている。乾期の今は、川幅も普段の半分ほどしかなく、手漕ぎの船でも、10分もかからないで向こう岸のラオスに行けそうである。
 「チェンセン」は、郡全体でも、人口5万ほどの田舎町である。メチャン郡の半分ほど。「タイ人」が、この町から現在のタイに入ってきた、いわば「タイ人」発祥の地で、レンガつくりの城壁の内外には、古い遺跡があちこちに点在する。
 観光地として有名であるが、最近では、中国・雲南省との交易の港町としての役割も大きくなっている。今日も、「リンチー」、「マカム(ペチャブン県からのもの)」などが、200トンほどの内陸航路用の中国船に積み込まれていた。季節には、中国の北の方で生産されたものでないかと思われる、「りんご」、「なし」、「もも」などが、大量に陸揚げされ、その一部は、メチャンのハイウェイ沿いで売られている。

朝からチェンライ 2005年05月10日
 ノンカンの学校(職業学校)の「オリエンテーション」で、朝から、ずっとチェンライ。父兄同伴のオリエンテーションだが、学校長(独身の女性)の挨拶の前に、ステージの上に設けられた「仏壇」のローソクに、学校長が点火し、お祈りをしたりして、日本風にいえば「入学式」なのだろう。その後、学校長の挨拶の後、各担当の教職員などの説明が延々と続く。教職員は、デザインはさまざまだが、みな「薄紫色」の衣服を身に着けている。この学校だけの「オフィシャル・カラー」なのかどうかは知らないが、念に何回もない公式行事と思われた。
 父兄は、大会場での説明会が終わったと、各クラスの担任教員との懇談会。又聞きだが、話の多くは、入学後の子供たちの管理監督の話題だったようだ。近隣の学校の若者たちとの「不良交際」が多く、すぐに妊娠して放校になる女の子が意外と多いらしい。女子生徒が、9割異常をしめる女学校なので、教師も父兄もこのことが一番心配の種のようだ。生徒は全県から、集まってくるため、通学時間も半数以上が2時間近くかかり、この間に、羽目をはずす子供たちも多いようだ。

 最初から、新入生たちは、父兄とは別の隣の会場で、同じように入学後の心構えなど説明を受けていた。どんな話があったのかは不明。

 会場に到着すると、出席者各人に、コップに入った水(ラップでふたをしてある)と菓子パンが配られるなんて、いかにもサービス心旺盛なタイらしい。

 午後からは、新入生の「健康診断」。尿の検査、採血、体重測定、血圧測定などなど、チェンライ国立病院から、看護婦さんたち10人ほどが出張してきて実施。3時間あまり過ぎた午後4時半になって、やっと、ノンカン開放される。

 昼食は、学校のすぐ隣のレストラン「Cabbages&Condomes」で。ずっと以前「厚生大臣」をつとめた「ミチャイ氏」の財団が経営するレストラン。タイ料理ばかりだが、結構な値段。各県に店舗を開いているらしく、チェンライ県でも「ウィヤンパパオ郡」にもある。
 この財団は、かつて「一人っ子政策」を提唱し、「コンドーム」の使用をPRしていた。傑作なのは、ちょっとしゃれた店内の壁に、各種コンドームが描かれたポスターがぶら下がっている。このポスターは、販売もしているらしくキャンペーンのロゴの入ったTシャツなどと一緒に、陳列もされていた。買う人はいるのだろうか。巷でお目にかかったことはないが・・・。
 最近は、エーズの影響で、人口減少気味のため、「一人っ子政策」も声高には宣伝されなくなって、ミチャイ氏の運動も影が薄くなり、「エーズ予防キャンペーン」の方が主になったようだ。

坊さん、今年も外遊 2005年05月11日
 時々、雨雲は出てきたものの、今日はおおむね快晴。暑い。
昨日、おとといと、近所の人など、延べ13人にお願いして、庭の草取り。この時期に、手間のあるうちに、できるだけ早く雑草とりをしておかないと、またたく間においしげり、花が咲いて実ができてしまうので、思い切ってお願いした。

 昼から、山の坊さんの依頼でメチャンのすこしてまえの「パサーン村」のお寺へ。
坊さんたちの、外遊の打ち合わせ。今年の外遊先は、6月初めにミャンマーの「シュウェダゴン・パゴダ」だそうだ。去年は、セイロンだった。お布施で集まったお金だと湯水のように使えていいね。18,000バーツだそうだ。巷では、坊さんって、いい気なもんだとのひがみも。これも、タイの経済成長のたまもの。
 「パサーン」の寺で、打ち合わせが終わる間、寺の中を、あちこち見て回ったが、寺の「縁起」によると、
 ちょうど120年前(西暦1875年)、ランプーンからやってきた人たちが、「サーン竹」の竹やぶだった、「タイヤイ(ギョウ)」の地に、村を作り、寺を作ったのだそうだ。ここも、やっぱり、ランプーンからの移住者たちがこの村の始まりだった。
 メチャン、チェンセン一帯には、そのころ、どれぐらいの「タイヤイ」の人たちが住んでいたのだろうか。移住してきた人たちと、先住者とのトラブルもあったに違いないが。
現在の人口構成から見ると、平地に住んでいる「タイヤイ」は、ほとんどいないし、このあたりに住んでいる「タイヤイ」は、ずっと後になって、比較的最近ミャンマー領内から移住してきた人ばかり。当時、彼らは、北へ追いやられたのか、逃げ出したのか興味がある。南から移住してきた人たちと、うまくやれた人たちは、次第に混血して行ったかもしれない。ケサリンのおじいさんなども混血組みであるらしい。わが娘、ケイの母親もタイヤイ系であるらしく、娘はかなり濃いタイヤイの血が流れていることになる。

「きのこ」出始める。 2005年05月12日
 好天続きで、「ヘット・ハー」と呼ばれるきのこ、一時出なくなっていたが、昨日あたりから、また、出始める。今日一日で、10kg、 800バーツの収入になった。一日で、数十キロ採れることもあるので、これからが楽しみ。

 いよいよ、「DSL」に格上げできそう。TT&T社から、連絡が入り、希望していた「コース」のサービスを受けられることになりそう。
 上り、768kbps、下り、2,048kbps のADSL.。
明日は、13日の金曜日なので、来週にでも、申し込みに行く予定。順調に行けば、来月からは、ブロードバンドの仲間入り。なんか、ドキドキしてきちゃう。(年甲斐もなく)
月間使用料は、999バーツ。30人分で、1回線らしいので、能書きどおりのスピードは期待できないし、多分、トラブルも多いこととは思うが、それでも、今の「モシモシ回線」に比べれば、雲泥の差。費用も、現在とほとんど変わらないし、「電話」は、常時使えるわけだし。日本の映画やTV,見れるかな?

ハロゲン・ランプ、誰か教えて! 2005年05月13日
 先日、天井裏の工事用に、スポット・ライトを探していたら、格安の「ハロゲン・スポットライト(500W)」を見つけて購入。電源用のコードがついてないので、普通のコンセントとコードもあわせて購入。家に帰って、電源コードをつけようと、照明器具の中をあけてみると、入力線が「3本」。さて、我が家の家庭用の電源は、220V、単相。どう接続してよいものやら、困惑。もしかすると、単相では、使い物にならない器具なのかもしれないですが・・・。
 ちなみに、入力用の端子に接続されているコードの色は、両はじに「青」が2本、真ん中に「クリーム色」のが1本。どなたか、詳しい方が、おられましたら、お教え願えませんでしょうか。真ん中は「アース」という説もあったりして、真ん中だけ、とばして、両はじの青だけを使えばいいのでしょうか。試してみればいいようなものですが、壊れてしまっては、元もこもないので、まだ試していません。

ハロゲン・ランプ、使えるようになりました。 2005年05月14日
 義弟からのメール連絡があり、指示通りに結線したところ点灯できました。感謝感謝!
やはり、真ん中の「クリーム色」の線は「アース」でした。指示に従って、安全のために「アース線」も取り出すことにしました。

 庭の芝刈り。暑いので、汗だく。安全グラスが曇って、たびたび中断。
ほんのわずかの間に、芝はずいぶん伸びていました。いつもなら、20バーツで足りる「ガソリン」は、このところの値上がりで、「ガス欠」になってしまい、買い足しました。今、このあたりでは、リッターあたり25バーツ(70円くらい)。広いとおりに面してるSSだと、23バーツくらいらしいです。

 

明日から、新学期 2005年05月15日
 先日、購入した稚魚、2種類(テラピアとパ・ソイ)は、今まで生簀で飼育していたが、上の池も水が増えてきたので、昨日放流。今日、また新たに稚魚を購入して放流。
 1)パ・シャラメット(ピラニア)    10匹 (20バーツ)
 2)パ・ドゥック(なまず)       50匹 (30バーツ)
 3)パ・ノンチャン (?)    1,000匹
 4)パ・ナイ(鯉)         1,000匹
 5)パ・タピアン(?)      3,000匹
                        合計で、2,050バーツ
3〜5は、トイ(どんぶり)一杯、100バーツという、どんぶり勘定のため、合計匹数は、概算。1〜2は、「肉食性」でもあるため、小魚を食べてしまうので、数多くは放せない。
 今後の放流予定。
 パ・ピア(隣県のパヤオから購入予定)500匹

 明日から、いよいよ、新学期が始まる。2ヶ月あまりの長かった学年末の休みも終わり、子供たちの送り迎え。チェンライの町まで通学する「ノンカン」は、早朝、5時45分に家を出る。送迎用のワンボックス・カーが、迎えに来る。
メカムの学校までは、一人へって、いくらか気がらくだと思っていたら、近所の親戚の子供が、便乗させてくれと頼みに来たので、前と同じになるかもしれない。

 チャムトーンの「発電機」、壊したようだ。明日、調べてみる。野蛮人は、これだから困る。文明の利器の道具類は、すぐ、なくしたり壊したりする。バカタレ。

暑さの記録更新 2005年05月16日
 今日から、新学期。
ノンカンは、4時起き。
ケイもキックも、担任が変わった。よかったよかった。
「ヌ」の送り迎えは、今日一日だけということで、勘弁してもらった。ついでだからとはいえ、彼の家には、新車のピックアップが、2台もあり、我が家で送り迎えしてやる義理はない。
 今でも忘れない。20年まえ、「ヌ」の祖父「ア・ワン(義父の末弟)」は、われわれが、主催することになったケサリンの祖父、「ポロン・アイ」の葬儀に際して、その費用の一部を、寸借したところ、「利息」まで取った吝嗇男。当時、日本で生活していて、送金では間に合わなかったため、6,000バーツ(当時のレートで6万円ほど)出してもらったときのこと。自分の親の葬式ではないかと、むかついた記憶がある。かみさんの「ア・ケオ」も大変なけち。おそらく、この夫婦のどちらかの、さしがねで、「ヌ」をただで、送り迎えさせようとしたに違いない。そんなバカな。
 「ア・ワン」夫婦は、近所で雑貨屋まがいの小売店をやっているが、「ア・ケオ」は、子供が買い物に行くと、つり銭はごまかす、品物の数もごまかす、蛆虫のたかった腐った肉や、腐った卵を平気で売りつける。これぐらいにしないと、金持ちにはなれないのだろうけど、顔も見たくない親戚である。それでも、最近はすっかり「タイ風」が身について、会えばにっこり、適当に話もする。これぞ「タイ人」の「大人(たいじん)」たるゆえん。かつての仕事上の先輩、「大塚さん」にも感謝しないと。「好き嫌いがはっきりしすぎている。顔に出してはいけない」と教えられたことがわすれられない。

 今日は、今年一番の暑さ。室内ですら、34度まで。外はおそらく、40度近いのかも。ベランダへ上がる階段部屋が涼しくて、犬たちと一緒に昼寝。かみさんも。タイル張りで、しかも床下は、縁の下なしのため、自然の蓄熱効果(冷の方)で、冷たくていい気持ち。しばらくこの部屋で寝そべってると、犬も「ハーハー」やらなくなる。

 庭のリンチー、一部収穫。ダンボール箱(10kg用)が、10個だけしか届けられていなくて、いっぱいになり次第終了。買主のタウィが、別のところで収穫中で、段ボール箱の追加ができなかった。明日は、チャムトーンの分も含めて収穫予定。今日の値段は、キロ当たり、8バーツくらいかも。
 今年の出来は、概して不良で、味もまちまち、終了も少ない。「破裂」したものも多い。

 2年前の昨日(5月15日)に、ベランダから転落。
以後、何かにつけて、このことを気にかけていて、用心するようになった。
思い出しただけでも鳥肌が立つほど、ゾッとすることだが、「運」がよかったのか、まだあの世へは行く資格がないと「神様」が決めていたのだろうか。

リンチー出荷(続き) 2005年05月17日
 今日は、30箱(300kg)出荷。

 一日、腹の立つことの多い日だった。

今夜もまたむし暑い 2005年05月18日
 あさ、バンコクの知人あて、郵便局から「リンチー」を送る。明日の午後には、配達されるとのこと。タイの郵便局は、民営化されてから、サービスが向上した。
 発電機の修理と買い物のためチェンライへ。
発電機は、直接の原因は、わからないが、発熱のため部品の一部が壊れて内部でショートしていたとのことで、3時間買い物など、うろついている間に修理が終わっていた。900バーツ也。
 「BIG−C」で、ADSLの申し込みをしようとしたが、「住民登録票」が必要とのことで、後日に延期。
 かみさん、「ストレッチ・マシン」の安物を購入。1000バーツほど。コピー商品とのことで、本物の3分の1ほどの値段で、安いけれども、すぐ壊れそう。

 今夜は、ほんとに、むし暑い。このむし暑さは、今年一番。こうして、キーボードたたいている間も、汗が流れ出てくる。いま、夜の7時50分。
 夕べも、その前の夜も、雷がちかづいて来たのに、雨は降らない。今夜は、この分だと、降るかもしれないが・・・。

ブロードバンド、絶望的! 2005年05月19日
 今日、メサイのTT&Tの事務所に行って、申し込みをしようとしたが、電話中継局からの距離が、4km以内でないと受け付けないとのこと。至近の中継局は、メカムの学校の前にあり、我が家からだと5kmくらいはある。
 調べてみたら、ADSLというのは、中継局から遠ざかるにしたがって、伝送速度が極端に落ちるものらしい。4〜5kmくらいなら、速度はかなり遅くなっても使えないことはなさそうだが・・・。
 次回チェンライに出かけたときに、4km以内であると偽って申請でもしない限り、未来永劫(?)ブロードバンドの恩恵にはあずかれそうもない。光ケーブルや有線テレビなどというものが、この界隈にやってくるなんて、夢のまた夢。とにかく今のところ、絶望というしかない。

このランの花、ここで咲くのは、今年が最後! 2005年05月20日
今夜も、蒸し暑い。
昨日は、宵の口から「雷」だけは、にぎやかだったが、深夜に10mm程度降っただけ。
地面には、10cmほども滲みこんでいない。今夜も、降ってよ。
 バンコクでは、そろそろ本格的な雨期に入った由。

(写真)
 ここに家を建てる前から、植わっていた樹木も、だんだん少なくなって、今では、門の脇の「タマリンド」の大木など10本ほどしか残っていない。今年も、「枯れた」マンゴーの樹上で、けなげにも花を咲かせた野生ラン(人為的に着生させたもの)は、いよいよもって今年が最後になりそうである。このランは、大通りの近くの家の前に捨てられていた大株から株分けしたもので、本体の大株は、チャムトーンの「火焔樹」で、今年も花をつけ始めた。
 このマンゴーの木は、数年前から、虫害のため弱り始め、去年の花時をまたずに完全に枯れてしまった。枯れたとはいえ、まだしっかり立っていたので、切り倒さずにおいたのだが、根元の方から「シロアリ」が「切り倒し」始めたようで、かなり傾いてきた。あと半月ほどして、花時が過ぎたのを見はからって、出来るだけ早く倒さないと、危険である。本来、着生ランは生きている樹木についているものなので、枯れてからは、水遣りなどことのほか気をつかってきた。それも、今年でおしまいになりそうである。
 この木は、我が家の新築時に、近くのもう別のマンゴーの大木と、「カヌン(ジャック・フルーツ)」の大木の3本で、「飯場」の柱の役目をつとめた木で、なくなってしまうと、またさびしくなることだろうと思われる。
 切り倒したあと、ランはどこかに引越し場所を見つけてやることにするつもり。

郡内に「書店」 2005年05月21日
 先日、メチャンの町の近くのハイウェイ沿いに、書店が開業しているのを、通りがかりに見つけ、みんなで出かけてみた。町並みからは、かなりはなれた畑地帯の中の、写真のような店構えの「BOOK CENTER」である。本店は、チェンライにあるそうだが、メチャン郡内には、本格的な書店は始めてである。雑誌、新聞、子供の絵本程度の書籍を扱っている店は、あちこちにあるのだが、書店というには程遠い。
 まだ、開店して間がないからか、結構、客は入っていた。教師らしき女性は、一抱えもある本を購入していた。われわれも、10冊あまりの本を購入したが、タイの書籍の価格も、ずいぶん高くなり、我慢して買わなかった本もある。これはと思う本は、たいてい、1冊300バーツ(800円くらい)以上はする。タイの田舎の物価を考慮すると、かなりの金額で、遠慮してしまう。労賃から換算すると、日当の2日分で、日本円だと、1万円以上と思ってもいいかも。新刊の書籍は、いまや「バンコク価格」とでもいえそう。
でも、「文化」が、こうして田舎まで、やってくるようになったタイは、着実に「中進国」になってきているようだ。
 この書店、なぜか「MUNIC(ミュンヘン)」と看板が出ているが、ドイツのプロ・サッカー・チーム「バイエルン・ミュンヘン」の、影響かもしれない。何しろ、タイの田舎でも、欧州のサッカー・ファンは大勢いるようだから。テレビでも、たびたび中継していて、賭け事の対象にもなっているらしい。

 3時過ぎから、雷。かなり近かったが、雨雲は5kmほど南を通過。残念、また、はずれ。

見事な稲妻 2005年05月22日
 昨夜、わずかに降った雨のせいもあり、午前中は、さわやかないい天気。午後は、相変わらず、暑い。それでも、」最高気温は、30度少し過ぎたくらいか。

「リンチー」出荷。旬の時期を過ぎて、だいぶ値下がりしたが、40箱出荷。
充分に選別して、キロあたり、8バーツになる。通常は、5バーツらしい。なにしろ、リンチーの出荷作業は手間がかかり、大変である。平均すると、作業者1人あたりで、1時間1箱(10kg入り)程度しか、はかどらない。5バーツだと、手間賃など支払うと、ほとんど利益が出ない。
 出荷業者に集荷された「リンチー」は、夕方、少し涼しくなるころ大型のトラックに積み込まれて、主にバンコクに向けて送り出されていく。そのため、収穫作業は、遅くとも昼過ぎには仕分け作業は終了しなければならない。家族総出で、近所の人たち10人ほどにも、手伝ってもらう。

 チャムトーンの「蛍光灯」、2灯交換。

 夜8時前ころ、突然近くで雷鳴。あわてて、パソコン、ログオフ。
今回の雷雲は、かなり広範囲で、見事な稲妻が、天空を東西に2分するように光る。さいわい停電もなく、シャワー後、ベランダで稲妻鑑賞。大自然の奏でる「シンフォニー」、なかなかなものである。南のほうから始まり、中天を少し過ぎたあたりから、4〜5本に枝分かれし、最後は、線香花火のように飛び散る。10秒近くあとに、ガラガラ、ドロドロ〜と雷鳴。稲妻の最後の部分の音が先に聞こえてきて、やがて、だんだんとはじめの方の音が聞こえてくる。音速は光速に比べると、かなり遅いためである。毎秒250m〜300m。気温や風によって変わるらしい。 

振り替え休日 2005年05月23日
 昨日が「ワン・ウィサカブチャー」で、今日はその振り替え休日。
「ウィサカ」というのは、パーリ語による月の呼び名で、「6月(太陰暦)」のことだそうだ。陰暦の6月15日に「釈迦」は、生まれ、出家したあと「悟り」を開き、そして、「涅槃に入った(逝去した)」のだと言われていて、仏教では、大変重要な日なのだそうだ。
 とはいうものの、仏教がタイに入ってきたばかりの「スコータイ時代」以来、現王朝の2代目の王様が、復活するまで、数百年の間、「ウィサカブチャー」の行事は途絶えていたのだそうだ。
 このあたりでは、「ウィサカブチャー」の特別な行事など見られないが、ずっと昔、この日に「プッタモントン」を訪れたとき、その盛大な祭りに出くわした。「プッタモントン」というのは、大バンコク市の西のはずれに、現国王がご造営された「一大仏教公園」である。「ワン・ウィサカブチャー」の行事があるというので、知人に案内されて出かけて行ったのだが、王様ご一家をはじめ、何万人もの「信者」が、手に手にローソクを持って、巨大な「遊行仏」のまわりを周回する光景を目にして、タイ国民というのは、なんと敬虔な仏教徒なんだろうと感心したものである。その後、時がたつにつれて、「本音とたてまえ」というのか、北タイの、このあたりのタイ人は、それほど熱心な仏教信者であるようには思えなくなった。「ご利益」に預かれるのなら、目の色を変えてどこにでも出かけていき、「お布施」も精一杯はずむが、心のそこではいつの日か、「投資」に見合うだけのものを、取り返すつもりでいるようにしか思われなくなった。「仏説」にもとる犯罪のきわめて多いタイを、敬虔な仏教徒の国というのは、考え直したほうがいいかもしれない。僧侶をも含めて、尊敬できるような仏教徒には、残念ながら、いまだに出会ったことはない。

始業点検の必要性 2005年05月24日
 大体において、車は故障しなくなった。そのせいでもあるまいが、生来ものぐさの小生は、「始業点検」などめったにしたことはない。それでも、30年にわたって、そんなに困ったことはない。
 古い車(我が家のピックアップは、もう、20年選手)は、怠けていてはだめのようだ。
 エンジンが始動しなくなり、最悪の場合、牽引して修理工場に運ぶつもりでいたが、タウィがいろいろ調べてくれて、車の維持管理が最悪であったことが判明した。
 1)エンジンオイル、1/3ほどに減っている。
 2)ラディエーターの水(?)、3リッターほど足してやっと満杯。
 3)バッテリー液、3.5本追加。3.5リッターほどか。
エンジンが始動しなくなった、直接の原因は、バッテリー液不足。
ラディエーターは、先だって修理はしてもらったが、ついぞ交換したことはなく、今回交換することに。向かいの「トーン」の車から、バッテリーをはずしてきて始動。一応独力で修理工場まで。ラディエーターの放熱部分を、中古部品と交換。はんだ付けの枠の部分をはずしたりつけたりで、3時間。今までのものを下取りしてもらって、部品代込みで2,200バーツ。下取りした放熱部分は、内外ともにきれいに掃除をして、つぶれた放熱体を丁寧に元に戻して、また、次の人に売りつけるらしい。

 夕方、6時前、雷雨。雷ばかりで、なかなか降りださなかったが、西日が見え始めたころになって、やっと本格的に降る。2〜30mmくらいは降ったかも。涼しくなる。

グロなタバコの箱 2005年05月25日
 今日は、思いっきり大きな写真。
バンコクでは、3ヶ月近く前から、タバコの箱に、ごらんのような写真がつくようになりました。チェンライは、片田舎のために、やっと今日買ってきたものから、写真がついてました。禁煙運動が盛んで、だいぶ前から、喫煙人口は、3割程度まで減ったらしいですが、極め付きが、この写真。誰もが考えることは、そんなにしてまで、「タバコ」国が扱わなければいいのに・・・。タバコ税を現在の10倍くらいにすればいいのに・・・。
ちなみに、
 上左 肺がんの手術 「タバコの煙は、肺がんの原因」
 上右 喫煙者と骸骨 「タバコの煙は、殺人もできる」
 下左 老けた女性  「喫煙は老化を早める」
 下中 赤ん坊を抱いた喫煙者 「タバコの煙は、子供に有害」
 下右 ボロボロのヤニ歯 「喫煙者は口がくさい」

とにかく、「グロ」ですね。
カートンで買ってきた、うちのかみさん、顔をそむけておりました。
これで禁煙するかな?するわけないよ。
タイ人、グロがすきなんだよ、まったく。

今年も「リンチー」送り終わった 2005年05月26日
 最後のKさんのところにも、届いたそうで、これで今年も皆様に無事お届けできてよかった。日本まで、送り届けられないのが残念。

 風邪引いてしまった。軽い気管支炎。だるくて食欲なし。この歳になると、完全に回復するまでに時間がかかるので、当分不愉快な思いをさせられそう。我慢しないで、思いっきり当り散らしたり、甘えたり出来るので、「しあわせ」かも。みんなかんべんな!

 「雨期」に入り、今年もまた例の「虫」が天井から降ってくる。この虫のせいで、寝不足になり、風邪引いちゃったんかも。
 今年は、「仏間」の大きく開いた天井に、ちょっとした仕掛け、「誘蛾灯」のようなものをこしらえ、そこで集中的に捕獲。とはいえ、敵もさるもの、全体の半分くらいしか、よってこないため、これで対策は十分ということにはならない。
 それでも、夕べ一晩だけで、コップ2杯分くらいはしとめたかも。およそ、1000匹くらいかな。

風邪! 2005年05月27日
 一日中、家の中。
昨日から「ティッフィ(市販の風邪薬:Paracetamol 500mg が主成分)」服用。とうざは回復するが、なんとなく小康状態。

 ノンカン、明日、「パパー・ロンリアン」の準備で早朝登校。送って行く予定だったが、近所の友達と、バスで行くというので、その必要がなくなった。助かった。
 昨日の最初の話だと、朝早いので、向かいの「ジン」の友人の家に泊まりたいとのことだったが、許可しなかった。何かにつけ、外泊ぐせをつけるのはよくない。今が一番、危険な時期。

 今日も、「リンチー」出荷。今年はこれが最後。

風邪、徐々に回復! 2005年05月28日
 午前中、9時過ぎから、少し遅刻してチャムトーンへ。
風邪は、だいぶよくなったが、まだ、本調子とは程遠い。
今日も、昨日の続きで「リンチー」収穫。まだ、終わってなかった。
昨日の分は、キロあたり、7バーツ。まだ、まあまあの値がついている。

風邪、伝染! 2005年05月29日
 今回の風邪は、「流感」のようだ。一番初めが、姪「ノイ」の亭主の「タン」、それから「ノイ」、そして我輩、昨日の夕方から娘の「ケイ」、今朝はいつもの時間に起きられなくて、朝食も抜き。重症になれば、明日学校休まなければならないため、昼前、メカムの「クリニック」で注射。効き目があったのか、午後から宿題。友人たちも3人集まって、数学の「幾何学図形の求積公式」のレポート作成。数学の女先生は、かなりの「ヒステりー」らしく、宿題がきちんと出来ていない生徒を「殴る」そうだ。そればかりか、レポートのコピーがの印刷が汚いと、丸めてゴミ箱に捨ててしまい、やり直しを命じるのだそうな。そんな「数学」の宿題を、明日もっていかなければならないため、休むわけにはいかない。

ADSL、申し込みする 2005年05月30日
 朝方は、典型的な雨期の空模様。お寺のある山の頂上付近には、垂れ込めた雨雲。時期に晴れあがり、蒸し暑い。
 ケイは、いつもどおりに登校。注射が効いたようだ。よかった。
 
チェンライのスーパー「BIG−C」内の「TT&T社」の事務所で、ADSLの申し込み手続きをしてきた。今週中には、使えるようになる予定。詳しいことは、使用できるようになってから・・・。
 いかにも、タイらしいことには、「キャンペーン中(今月末日まで)」は、申し込み手数料とADSLモデムは無料とのことだったが、モデムは品切れになったので、自己負担で、どこかその辺の店で買ってくれだと。申し込みはしたものの、使えないのでは困るので、仕方なくスーパー内に出店しているパソコン屋で購入。1650B也。無駄な出費で、かみさん、ご機嫌斜め。日本でなら、あるいは、日本人なら、当然クレームするところだろうが、そこは、「まあまあ主義」で、ぐっと我慢。へたに逆らって、ADSLが使えなくなればもともこもなくなる。
 先日、メサイの事務所に行ったときは、中継局から4KM以内しか受け付けないとのことだったが、今日は、なぜか、5KM以内とのことで、さばを読まなくても、おおむね5KM以内には入っていて、OKだった。ほんの数日で、会社の方針が変わるとも思えないので、この辺も、かなりいい加減なところ。ただ、5KM離れると、転送速度は、公称の1MBよりは、かなり遅くなるとは思うが、DLで0.2MB,ALで0.1MBくらい出れば、十分。

エタノール混合ガソリン 2005年05月31日
 VISAの更新手続きのため、メサイへ。今日が、1回目の呼び出し日。予想通り、まだ、本局から連絡がないとのことで、取りあえず、6月29日までの延長。
 ついでに、メサイの電気屋で、掃除機用の紙袋を探したが、3店あたった店、すべて、特注だそうだ。最近タイで、売っている電気掃除機、すべてが、布製の袋を使っている。袋を交換する必要性がないので、いいのかも知れないが、たびたび選択しないと、目詰まりを起こすし、殺菌、殺虫力もなく、耐久性の面でも、疑問。

 最近、タイの外貨収支が問題になっている。車の増加による石油の消費量の増大と、最近の原油高が大きく影響しているらしい。初めて、立ち寄ったガソリン・スタンドで、エタノール混合のガソリンを、恐る恐る入れてみた。古いタイプの車のエンジンでは、使えないらしい。約10%の、「カッサバ、サトウキビ、とうもろこし」から、作った純国産のエタノールだそうである。価格は、1〜2%安いが、その分、燃費が悪いので、消費者にとって、必ずしもありがたいものではない。外貨節約に、いくらかは貢献できるものらしいが、あまり使われている様子はなく、どこのスタンドにもあるというものではない。きっと、問題もあるのだろう。経済の目覚しい発展で、新型の車に出会うことが多くなったが、恩恵にあずかっているのは、まだまだ、一部のごく少数の人たちだけで、多くの庶民は、エタノール入りのガソリンなどとは、縁がないのかもしれない。

 ケイの風邪は、完全に治ったらしいが、小生のほうは、一進一退。今日は、頭痛も。暑いからといって、ベランダで深夜まで寝るのは、よくないかも。寒気を感じて、目を覚ましてから、布団に入った。
 今日は、ノンカンにも、伝染したらしい。ケイがクリニックで。処方された薬を飲む。



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