チェンライって、どこにあるの? |
位置 |
チェンライって、どんなとこ? |
タイの大部分が、「熱帯サバンナ気候」に属する中で、数少ない「亜熱帯気候」にはいり、「暑期(3〜5月)」の一時期を除いて、われわれ、温帯人間にとっては、比較的過ごし易いところです。さいはての田舎ということもあり、人情豊かな素朴な人たちが生活しており、食事も、南のほうのように「激カラ」なんていうこともなく、なかなかいいところです。 県都のチェンライまで、バンコクから、路程で785キロ、空路だと約1時間半の、最北の県です。北西はミャンマーと、また、北東はラオスと国境を接しています。メーサイ、チェンセン、チェンコンに、国境の検問所があり、近年物資の往来も盛んになりました。メサイの第2橋梁はこの4月には完成し、また、チェンコンには、対岸のラオスの町フエサイとの間に橋の建設が計画されていて、完成すると雲南まで高速道路でむすばれるらしいです。 チェンライ県の面積は11500ku、その半分以上が、海抜2000m以下の山岳丘陵地帯で、県都チェンライの海抜は、約400mです。人口150万、そのうち、いわゆる少数民族と呼ばれている人たちが、20万ほどで、少数民族の種族数や人口のもっとも多い県のひとつです。そんなこともあり、山岳少数民族は、チェンライ県の重要な観光資源のひとつにもなっており、山岳民族めぐりのトレッキング・コースになっていたりします。 気候的には、一年の半分が雨期、あと半分が、乾季にはっきり分かれていて、年間雨量は、2000mm前後ですが、そのほとんどが、5月末からの雨期に集中し、年間降雨日数140日程度です。 県外からの交通手段としては、バンコクからの定期便が、1日5往復程度、チェンマイからが2往復(こちらの方は、廃止になったり復活したりで、あてには出来ませんが)。あとは、長距離バスだけで、鉄道は、計画だけあって、まだ実現しておりません。ただ、道路は、県南から最北端のメーサイまで、植栽のきれいな中央分離帯のある、片側2車線の道路が、開通し、車は、驚くほどの高速で走っています。時速120kmなどもそんなに珍しいことではありません。 一人当りの国民所得は、全国統計によりますと、下から5指に入る、貧乏県ということになっていますが、チェンライ県は、お役所が把握できない収入が多く、全国的には中程度というところではないでしょうか。田舎の県としては恵まれている方かもしれません。 観光事業による収入や外国からの送金のほか、おもな産物としては、米、とうもろこし、大豆、しょうが、竜眼(ラムヤイ)、にんにく、リンチー、パイナップルなどがあり、最近では、コーヒー、茶の産地としても有名になりつつあります。 |
メーチャン(メチャン郡)、メーカム(メカム町) |
標準語では、「メーチャン」、「メーカム」と、のばして発音するのですが、地元の人たちは「メチャン」、「メカム」とのばさないで発音します。これだけで、よそ者かどうか、わかるらしいです。 「メチャン郡(右の全県図のピンクの部分)」は、チェンライ県の中でも、最北に近く、西は、チェンマイ県、ミャンマー領に接しています。 メーチャン郡のデータ 我が家のあたり |
「写真集」 ( 「 こんなところに住んでます。 」 ) をご覧ください。 |