2005/8/2 (火)
最後の「カム・デーン」も、死んだ!
3匹目の子猫も、今朝、「ゴッド」の後を追うように、逝ってしまった。
子供たちを送っていった後、「ゴッド」と一緒に、母親「イ・パイ」を生めた隣りに埋葬してやった。原因については、思い当たることもあるのだが、いまさら、後の祭り。 悲しいけど仕方がない。今日一日、体の力が、抜け出てしまったようで、なにをするのも、けだるい感じ。
夜は、井上さんから「こんにゃく」をいただいていて、「おでん」を作る。みんな、おいしいといって食べてくれたが、あまり、おいしくなかった。
2005/8/3 (水)
特別変わりなし
今日も、一日、あまり元気なし。
午前中、洗車する。
夕食は、昨日の「オデン」の続き。
「糸コンニャク」、「ジャガイモ」、「いか」、「豆ちくわ」を追加。
「糠漬か」の床を作る。
これから、毎日、「糠床」をかき混ぜないと。
「なす」の漬物の準備。中旬には、「一番なす」が収穫できるかも。
2005/8/4 (木)
「コブラ」襲来!
昨日、夜8時頃、鶏小屋で、親鳥のただならぬ悲鳴。たまたま、タウィが来ていて、様子を見に行くと、「コブラ」が、ひよこをくわえこんだところ。
みんなで、かけつけて、蛇退治。すでに、1,2羽呑み込んだあとらしく、長さの割りに太い。1mほどなのに、大人の腕ほどもある「グー・ハオ(コブラ)」、毒液をかけられないように、注意しながら、しとめる。「コブラ」は、「射撃」の名手で、2mくらいのところだと、目標(たいてい光る眼球)をめったにはずさない。やられたら、「失明」は覚悟しなければならない。
「コブラ」でも、食べる人がいるそうで、タウィが持って帰った。
今朝になって、親鳥も死んでいるのが見つかった。おそらく、「コブラ」の毒液にやられたに違いない。親を失った、残された3羽のひよこが、庭の木の根元辺りで、ピヨピヨ鳴いているのが、なんとも哀れ。
「インタニン」、「マヨム」、「マンゴー」などの、枝を切る。
2005/8/5 (金)
竹林の下草刈り
わずか1ライほどの傾斜地に竹を植えてあるのだが、草ぼうぼうになり、近所の男手を借りて、下草刈り。
ここの「たけのこ」は、半分以上、盗られてしまうのだが、それでも、伸び放題にしておくわけにもいかない。
昼前から、雨が降ったりやんだりで、はかどらなかったが、一応予定は終了。
2005/8/6 (土)
「シャコ」を買ってきた
犬、猫の餌など買い物に「メコー」へ行く。
かみさんが、珍しいものを見つけて買ってきた。「シャコ」である。
1パック、10尾あまりが入っていて、24B。安いので、2パック買う。
帰ってきて、早速蒸す。
「カニ」のように美味しいとみんな喜んで食べていた。小生は、味はともかく、殻をむくのが面倒で、味見しただけ。殻は、犬も喜んで食べるし、美味しいのだろう。こちらに来てから、「シャコ」を見るのは初めて。
2005/8/7 (日)
庭の「マンゴー」の木、4本切り倒す。
毎年、花は咲くのだが、ほとんど実をつけない前庭のマンゴーを切る。去年、マンゴーに、「来年、実をつけなければ切るぞ!」と言って聞かせてあるのだが、かみさんが、この場所に「ケオ・モンコン(ドラゴン・フルーツ)」を植えたいと言い出し、ほんとに切ることになってしまった。「ドラゴン・フルーツ」は、「シャボテン」の一種で、ドギツイ赤紫の実をつける。食べた感じは、酸味のまったくない「キウイ」と思えば間違いない。娘の大好物だが、「ゴマ」が大の苦手のかみさんは食べない。
「ドラゴン・フルーツ」は、一昨年、チャムトーンに植えたものだが、植えた場所がよくないのか、成長が極めて遅く、いつになったら実がつくのかわからないので、庭に移植することにした。
たまたま切り倒した「マンゴー」の木に「コウラウン」の巣があり、巣立ち間際の雛3羽があわや孤児になるところだった。切り倒したあとで気がついたので、巣ごと隣の「ソム・オー(ザボン)」の木に移しておいたら、そのうち親鳥が気がついて、面倒見てるようで、ほっとした。我が家には、犬も猫もいて、野鳥の雛の世話をするのは至難の業である。
2005/8/8 (月)
栃木からの荷物届く
いつものことだが、大変うれしい日本からの差し入れ。
お返しができないのが、心苦しい。
「郵政法案」、参院で否決され、衆院解散らしい。
どうなる、今後の政局。遠めでも、興味がわく。面白そう!
昨夜からどんより空で、気圧が下がっているのか、頭痛がする。
生垣用の「バリカン」の充電器、壊す。ついうっかり、220Vのコンセントに差し込んでしまった。ボケがひどくなったか。
子供たちを迎えに行った帰り、庭に中で、あわや犬をひき殺すところだった。
2005/8/9 (火)
ATM故障についての感想
今朝、ATMの不具合で預金引き出しができなかった。
たまにあることなので、そのこと自体は、別段どういうことはないのだが・・・。
コンピュータが、一般に使われるようになって、もうそろそろ30年くらいになる。
コンピュータ・システムを開発してきた技術者というのは、「世間知らず」の「専門家」だった。コンピュータを使おうとする、世の中一般の人たちに、わかりやすいかどうか、などということは、お構いなしで、仲間うちだけで理解できさえすれば、それでよしとしてきた時期がある。
今では、その利用者は、コンピュータに関する予備知識は、ほとんどない一般の人の方が圧倒的に多いはずだ。にもかかわらず、ATMなどに、利用者には実にわかりにくいというか、どうでもよさそうな「エラー・メッセージ」など表示して、どんなつもりなんだろう。
利用者とシステムの接点を、「GUI」 というが、特別問題のない時のGUIは、だいぶ工夫されてきたように思えるが、不具合など、異常事態のそれは、もっと配慮があってしかるべきだと思う。意常時こそ、十分な配慮が必要なのではないか。
今日のトラブルは、K銀行の本店のコンピュータが「故障」し、同じATMを使って、他行の口座からは引き出しができるという、一般の人にはわかりにくい障害だったのだが、うちのかみさんの怒りは相当なものだった。もっと親切な「GUI」だったらそんなこともなかっただろうに。
システム開発に従事してきた「元技術者」としては、相変わらず、この世界は『狂い部落』なんだなあという感想を持った。
2005/8/10 (水)
「青紫蘇」のてんぷら
播種時期が、少し遅かったこともあってか、「紫蘇」は、赤も青も、花が咲き始めた。少々、かわいそうではあったが、一部の「葉」をつんで、「赤」は、既存の「梅干」と一緒に漬け込み、「青」は、てんぷらにした。
「青紫蘇」のてんぷらは、残念ながら「紫蘇」独特の香りがほとんどしなかった。やはり、時期も問題もあったのかもしれない。
今年は、「たね」をとることに専念し、来年、早めに蒔くつもり。
「三つ葉」の吸い物も、作ってくれたが、こちらのほうは、やはり、吸い物には欠かせない「かおり」と「味」。上々の出来。
「なす」は、あと、2,3日で、「初もの」がいただけそう。
「だいこん」も、あと1,2週間か。「青首大根」は、だいぶ太くなってきた。
「さんま」(冷凍物だが)の塩焼きに「大根おろし」。待ち遠しい。
2005/8/11 (木)
王妃生誕慶祝行事
明日は、スィリキット王妃の生誕記念日で祝日である。
御歳、73才。50代にも見える、お若々しい御姿が、TVで放映されている。
お若く見えるのは、それなりにわけがあるのだが、ここでは言及しない。
少々不謹慎な話ではあるが、「老化」について考える、いい機会でもある。
8月12日は、タイの「母の日」でもある。
慶祝行事の一環として、全国の自治市(テサバーン・ムアン)、
自治区(テサバーン・タンボン)で、「記念植樹」が、行われた。
「一人、一本」の木が、火葬場の周りや、道路脇きなどに植えられた。
今夜は、 「ペルセウス座」流星群は、見えるかな?
2005/8/12 (金)
母の日
今日は、国王妃の誕生日。
国道沿いや街中のあちこちに、慶祝の旗などが飾り付けられている。
スィリキット王妃の旗の色は、こんな感じのブルーである。旗には、必ず王妃の「ロゴ」も書かれている。
TVやラジオからもお祝いのメッセージやCMが流されている。
タイの「母の日」でもある。
先生が指導するのであろうが、子供たちから、小さな造花の花飾りと「感謝状」をもらったかみさんは、つたない文字で書かれたメッセージを読んでウルルンである。
「・・・本当のお母さん以上に、いろいろと教えてくれたり、心配してくれたり、叱ってくれて、ありがとう。末永く元気でいてください・・・・・」
2005/8/13 (土)
「なす」の収穫
初「なす」です。
早速、「糠みそ」につけ、晩の食卓に。
「なす」は、やっぱりこれでなくては。 タイにも「なす」はありますが、皮の部分が硬いなど、漬物には向いていません。
噛んだとき、弾力がって、しかも硬くない。日本茄子独特の口ざわり。
食がすすみます。
ケイの買い物になどのために、午後遅くなってから「BIG-C」へ。
ついでに、ACアダプターの修理を頼んできた。
間違って、220Vのコンセントに差し込んで、燃やしてしまったもの。
トランスの修理くらいは、朝飯前らしいが、大丈夫かな。
2005/8/14 (日)
「キック」の誕生日
キックの10歳の誕生日。
昨日買っておいた「ケーキ」で、ささやかに、内輪で誕生パーティ。
おすそ分けのケーキを持ってきて「ほんと、すごく美味しいんだ」と、うれしそうだった。母親がいない(離婚)ため、少し陰が出てきたようで、不憫である。
「テン」は、5日が予定日のはずだが、まだ産まれない。
16日に、病院へ行くとのことだが、安産を祈る。
「ランナー・タイの魚」、未完成ながら、やっと公開。1ヶ月近くかかった。
北タイの北西部で豪雨禍。
チェンダオは、200mmを越したとか。
2005/8/15 (月)
義父、腹痛で病院へ
今日、早暁、2時過ぎに、義父腹痛で病院へ行ったことを、朝になって知る。
チャムトーンの近くに住んでいる知人(ピー・ポップ)、が、タウィ宅まで連れて行き、メチャンの病院へ行ったそうだ。早朝戻ってきたらしいが、まだ痛むらしい。宿直の医師ではなく、ちゃんとした医者が出勤した頃を見計らって、今朝また病院へ。
しばらくは、家の方で、寝泊りするように勧める。
飼い犬の「ジャンボ」は、トラブルを起こすかもしれないが、自宅のほうへ引き取る。
養魚池の魚も、今のところ水位も高く、予想される盗難被害もたいしたことはないかもしれない。
昼過ぎ、向かいの「トーン」が、AIA保険の外交員を連れてくる。
2005/8/15 (月)
すばらしいソフトを見つけた!
久しぶりに、「これは素晴らしい!」というプログラムに出会えた。
前々から、我が家のあたりの「衛星写真」を手に入れたいと思っていたのだが、無償で手に入りそうなものは見つからなかった。このソフトのお陰で、我が家付近が、2万5千分の一程度の解像度で、空からの画像が見られる。都心部などだと、5000分の1程度かも。 しかも、このソフトの素晴らしいところは、3Dで立体化して、俯瞰できるのである。まるで、気球にでも乗っているか、空飛ぶ鳥にでもなったように。
前置きが長くなったが、このソフトの名前は、
「Google Earth」、無料で利用できる。
まだ、Beta版ということで、やや難点はあるものの、結構使える。
(制限)
・ WindowsXPのみで利用可能
・ 3Dカードが必要
・ 回線速度 128Kbps以上 (我が家は、30Kbpsそこそこだが、問題ない)
高いところが好きな、「鳥人間」になりたい方は、ぜひツール(10Mbほど)を、ダウンロードして、お試しあれ。きっと、気に入ると、思います。
すべて、英語版だけど、操作は、難しくはないです。
写真は、浦安市内のわが旧宅。
都市部の場合は、解像度も素晴らしく、高速道路上の車まで、判別できます。
今後、「辺境部」の解像度もあげるように、Googleさんお願いいたします。
2005/8/16 (火)
義弟の若妻、「テン」、無事出産!
本日、午後、タウィの奥さん「テン」、「メチャン病院」で、無事男の子を出産。 体重、2850g。 最近は「帝王切開」をする母親が多くなったらしいが、自然分娩で出産したことは、おめでたいことかもしれない。 一時は、お腹の子供の「心音」が聞こえないとか、お腹の中で動かなくなったとかで心配したが、とにかくよかった。
義父、夕方、チェンライ病院を退院。 こちらの方は、大変なお騒がせだったことが判明。 深夜、2時過ぎに病院へ行ったほどだから、「腹痛」は、うそではなかったらしい。 いったん帰宅して、当直の「研修医」ではない、ちゃんとした医者に見てもらうために、再度、「メチャン病院」へ。 レントゲン、血液検査、尿の検査などしたが、原因に心当たりがなく、痛い場所など詳しく問診したらしい。そのとき、当人は、痛いとか治ったとか、医師に対する返答があいまいで、担当した医師は、「この爺、あほか!」といった感じで、えらく腹を立てたらしい。その結果、結局「チェンライ病院」へ送られることに。 この頃には、家の者たちも、うすうす気がついていて、「特別個室」に移りたいなどといっても、決してOKしないことで、意見一致。 「病院」はホテルじゃないよ、と陰口。
この間の当人の「食欲」たるや、常人の2倍。 色気の方も、衰えていないと見えて、若い看護婦やほかの患者の近親者などを、嘗め回すように追いかける視線には、こちらのほうが赤面しそう。
そんなわけで、患者用の病人食で足りるわけがなく、当人の注文で、病院の外で買ってきたものを、食べさすも、まるで「餓鬼」。同室の付き添いの人たちも、唖然。看護婦たちは、苦笑い。
そんなふうでも、「親には絶対服従」のしつけを受けてきた子供たちは、誰一人として意見するものはいない。と言うか、一言意見したが最後、半狂乱になり、手に負えなくなるのは目に見えているから、誰も何も言わない。
結局のところ、何か理由さえあれば、病院で、「保養」しようという、義父の悪いくせに、みんながキリキリ舞させられただけだった。 医師から、退院を勧告されたというのが正しいかもしれない。
2005/8/17 (水)
温水器、故障
取り付けてから、20年近く経過した「矢崎」の「太陽熱温水器」、いよいよ寿命がきたのか、壊れたようだ。
漏水が激しく、もしかすると、今回は、修理できないかもしれない。
プラスティックが多用されていて、経年劣化で、ひび割れか何か出来たのかもしれない。
今日あたりから、また、熱帯低気圧の襲来で、2,3日雨降りが続きそうだが、雨がやみ次第、屋根に上がって、調べることにするつもり。
2005/8/18 (木)
ピックアップ修理
走行時、いったん停止すると、ニュートラルの状態でも、時々エンストした。
メチャンの修理やに見てもらったところ、燃料ポンプの配線が、時々接触不良を起こしているらしいことがわかり、修理。
それ以外に、燃料タンクのクリーニング。
タンクを取り外して、延々3時間あまり。もっとも、作業のほとんどは、実習生なみの工員に任せていたため、倍近く時間がかかったことにもよる。
ついでに、ウィンドウ・ウォッシャー液が出なくなったので、修理してもらう。
こちらのほうも、ハンドルの近くで断線していて、思ったより時間がかかった。
以上しめて、200B。申し訳ないような安さ。日本なら、1万円以上は、間違いなく取られることと思う。
2005/8/19 (金)
タクシン首相の贈り物
午後、この16日に生まれたタウィの長男と初対面。
親に似て、色黒になりそうな元気な赤ちゃんだった。
タイ国籍の両親に、子供が生まれると、首相から「プレゼント」がいただけるのだそうだ。今年の7月から1年間限定だそうだが、派手なパッチワークのかけ布団、伝統の民間子守唄のCD、テープ、子育ての手帳、新生児のための玩具、絵本などなど。(写真をごらんください。下に敷いているのは、プレゼントのかけ布団)
すべて市販されてはいないものらしいが、しめて原価で500バーツ以上のものだそうだ。
新生児のIQを上げ、情操教育を推進するのが目的だそうだが、人気取りと取れなくもない。費用は、タクシン首相個人のポケットマネーから出ているのか、政府の予算から出ているのかは、定かではない。総額では、億の単位になるに違いない。
芝刈り。
「太陽熱温水器」の修理。
自動止水弁のフロート(浮き玉)にひびが入って、フロートが沈んでいた。紫外線(?)による劣化で、フロートの上面(太陽に面する側)が、ボロボロになっていた。下面は、なんともなかった。
トタンその他で覆われているが、放射線のようなものが、貫通して、長年の間には、劣化するものらしい。それとも、常時水の中の部分は、大丈夫で、空気に触れている部分が劣化したのかもしれない。酸化か? 以前使っていた、水洗トイレ用のフロートを、無理やりつけて、一時しのぎ。
2005/8/20 (土)
白亜の寺院
「ノンカン」、運動会の準備とかで、普段どおり登校しなければならず、みんなで送っていく。土日は、スクール・バスが出ないので、朝、7時前に家を出る。
2、3日前に、友達のところに、前夜、泊まりたいと言ってきたが、許可しなかったので、送って行かざるを得なかった。
帰りは、路線バスで帰ってきた。早く片付いたらしく、3時には帰宅した。
「ノンカン」を送っていったついでに、ADSLの解約に行ったが、しばらく前から、土曜日も休みになったらしく、CATの事務所は閉まっていた。
そのあと、「白亜の寺院」へ。
10年かかって完成させるということで、全部出来上がるのは、2年後くらいになる。
去年あたりから、タイ国内では、すっかり有名になり、大型観光バスでの参詣者も、大変な数である。土日などは、何千人もの善男善女が押しかけてきているらしい。詳しくは、近いうちに、特集のホーム・ページを公開する予定ですので、そちらでどうぞ。
2005/8/22 (月)
平穏な一日
曇り、時々薄日。
今日は、平穏な一日だった。こころ、安らかというのかもしれない。
何もしなかったわけではなく、それなりに、いろいろあったが・・・。
こんな日は、1年のうちでも、数えるほどしかないかもしれない。
自転車のタイヤのバルブ交換。(めったに、使われないので、別に、急いで修理しなければならないほどのこともない。)
雑草刈り。残してあった、果樹まわりの雑草を、「タン」に草刈機で刈ってもらった。
芝の手入れ。庭木などの刈り込み用の手鋏で刈る。乾期のために、ちょっと贅沢な手入れ。
夕食は、大根の葉の「菜めし」、茄子ときゅうりと大根の「糠みそ漬」、大根おろしつきの「秋刀魚」の塩焼き。こちらもまた、かなり贅沢な日本食。今回の「あきたこまち」は、なかなかいける。ケイもケサリンも「菜めし」は、お気に入り。
秋刀魚の頭は、「シン(日本猫)」にも、ごしょうばん。
今日のような日ばかりなら、まるで天国だが、そういうわけにもいかないですね。
(追記)
夕食後、6時45分。呼ばれて外に出る。 西の空は真っ赤な夕焼け。東の空には、「虹(ルン・キン・ナム)」の大きな円弧。 もう、「秋」なのかもしれない。 淡い茜色の青空に、赤とんぼの群舞。数百匹が、乱れ飛んでいる。それもそのはず、数十匹か、それ以上の「こうもり」が、トンボを追いかけている。食べられてなるものかと、逃げまわっている。
「とんぼ」と「こうもり」を、見ろと、声をかけてくれたのだった。
2005/8/23 (火)
怪我した女の子を病院まで搬送
午前、電話料金の支払いとピックアップのクラクション修理のためメチャンへ。
いつもと違う、メサロン経由でいったのだが、採石場近くでバイクで転倒して怪我をしている女の子たちに出会い、一人は、かなり重傷らしく、救急車代わりに「メチャン病院」まで搬送。2台のバイクに、2人づつ乗って、現場付近を通りかかったらしいが、付近の道路は、大型のダンプが頻繁に通るため、道路の随所に穴ぼこが出来ていて、かなり危険な場所。雨もしとしと降っていたのだが、彼女たちの話では、スピードを出していて、穴ぼこを避けきれなかったらしい。
病院についてから、「お姉さん、お金もってないの!」といわれ、ケサリン、100バーツくれてやる。病院の治療費は、多分無料だと思うが、昼食代くらいにはなったことだろうと思う。
もうひとつ、若い女の子たちのニュース。
TV報道によると、飛行場の近くで、少女売春が摘発されたとのこと。
日本風に言えば「援交」なのだろうけれど、10人ほどの女学生が、「胴元」とともに逮捕されたらしい。
2005/8/24 (水)
チャムトーンの下草刈り
近所の男手を借りて、みかん畑とリンチーの下草刈り。
ついこの間、刈ったばかりのような気がするが、この時期は雑草の成長が早く、タネがつく前に刈っておかないと、来年がたいへん。
2005/8/25 (木)
天井の補修
雨の降りこみや水道管の水漏れで、長らくあばら家にようになっていた2部屋の天井を張り替えることにした。施工は、近所の「ニー(テクのご主人、ブリラムの人)」が、バンコクの建築現場から、戻っていて、頼むことにした。
「クイ・タム」も出稼ぎから戻っていて、家中総出の作業。
天井には、「イプション・ボード(石膏ボード)」を使わないで、表面に竹の「網代」が貼ってある合板を使うことにした。多分、仕上がりは、「網代天井」と見まちがえるようになるのでは。
電気工事は、タウィの同級生の「サック」に依頼。
2005/8/26 (金)
おいしい「糠みそ漬」で思い出す!
皆様のお陰で、若ナスとキュウリの美味しい「糠みそ漬」がつかりました。美味しく使った漬物を食べながら、ずっと昔のことを思い出しました。
もう、かれこれ30年以上昔のことですが、仕事先の人事部の課長さんに、昼食をご馳走になりました。行った先は、日本橋の「鰻やさん」。あまり記憶が定かではないのですが、三越前の「伊勢定」だったと思います。当時の値段が、1500円ほどの、特上の「うな重」で、今の価格にすれば、多分、3,4000円はするのではという、大変贅沢な昼食でした。もちろん、自腹でなんか、とても食べられるものではありません。そこでいただいた「鰻」は、ほんとに特上でした。ご飯も、自然乾燥の「コシヒカリ」か何かは知りませんが、極上でした。
今でも、はっきり覚えているのは、そこで出された、ナスとキュウリ、にんじんもあったように記憶しておりますが、「糠みそ漬」の美味しかったこと。いつか、こんな漬物を、自分で作って食べたい、そう思ったものでした。漬物なら、安サラリーマンでも、作れるに違いないと。
そのときの「糠みそ漬」に匹敵するような、美味しい漬物が出来たのです。
日本米の「ぬか」を下さった井上さん、日本ナスのタネを送ってくださった水島さん、感謝感激です。
それにしても、「糠みそのもと」とか、親になる「酵母菌」を使ったわけでもなく、我が家のどこかに「おいでになる」、天然の「菌」で、こんなに美味しい漬物が出来るとは、「神様」に感謝しないといけないかもしれません。
書き込みしながら、また、「つば」が出てしまいそうです。
今日も、天井工事の続き。
一部屋、2日くらいかかりそう。
2005/8/27 (土)
ビックリ! また、地震
明け方の3時と4時頃、2回にわたって地震。
2回目のほうが、揺れは大きかったようで、窓ガラスが、ガタガタ音を立て、震度3くらいはあったようだ。
今年は、これで有感地震が2回目。おおきなヤツが来なければいいが。
2005/8/28 (日)
メサイ、税関の手入れ
午前中のラジオ・ニュースで、「メサイ方面、昨夜の大雨で道路冠水」を聞きつけて、昼食後、「ナマ(湿地帯の川)」に魚とりに出かけたが、道路冠水の後など、どこにも見当たらなかった。「ナマ」の水は、この時期としては、例年よりは少なめ。 魚とりはあきらめて、そのままメサイの町へ買い物。 途中で、新しく出来た「メサイ友好橋」のたもとまで行ってみる。税関のカウンターやパスポートチェックの窓口など、大方出来上がっている風だった。開通は近いのかもしれない。
メサイの町は、日曜日の割には、混雑してなかった。 電球式の蛍光灯、3個で100B。中には不良品も混じっているが、それにしても安い。チェンライのスーパーなどでは、同程度のものが、1個で100B以上する。電卓、ケイの数学の宿題用、45B。ピックアップの車内に取り付けてあるデジタル時計、45B。前に買ったものは、しばらく前から調子が悪く、ボタン電池が消耗したのかもしれないと、電池交換したが、相変わらず。近くの店で、買ったボタン電池の価格が60B。なんと、メサイで本体1式買うほうが、15Bも安い。
これらの品物を、品定めしたり、値切ったりしているうちに、店の売り子が、あわててシャッターを下ろし始め、「もう、店じまい」と、追い出されてしまう。隣の店で、また、同じように品定めなどしているうちに、やはりこちらも「店じまい」。3軒目では、当方も、大あわてで目的の品々を購入。代金を支払う頃には、ここも、シャッターをガラガラやり始める。 何事がおきたのかと、「お役人の手入れ」だそうだ。「日曜日で、稼ぎ時なのに」とぼやいていた。捕まると、商品は、没収され、おまけに、かなりの罰金を科せられるらしい。さっさと「店を閉めて」逃げるにしかずということらしい。
メサイの安売りの店の商品のほとんどすべてが、中国やミャンマーからの「密輸品」。しかも「コピー商品」はあたりまえ。だから安いわけだ。
たびたび、メサイへは出かけているが、今回のようなことははじめてである。
2005/8/29 (月)
家の補修など、おおむね終了
2部屋の天井張替えは、タウィの同級生「サック」が、電気工事を手伝ってくれて、終了。ついでに、前から、一部壊れたままの、別の2部屋の、天井灯の修理もやってもらった。
今日は、タウィの妻「テン」の兄貴も手伝いに来てくれて、「ニー」と一緒に、水道の水漏れ箇所の補修をしてもらう。
こちらのほうも、あと、わずかで、完了予定。
1回トイレ付近の水漏れは、「水タンク」のかなりひどい「手抜き工事」だったことが判明。太いコンクリ柱の中に木片(10cm角、長さ40cmほど)がはいっていて、木片が、腐植してぼろぼろになっていた。柱のコンクリ打ちの際、型枠のなかに木片が落下したのに、取り除かずにそのままコンクリを流し込んだらしい。木片が小さかったので、コンクリ柱の強度には、ほとんど影響しないと思うが・・・。かみさんの怒りしんとう。
あちこち片付いてきて、ついでに、大掃除してもらい、家の中が、すっきりしてきて、気持ちがいい。
2005/8/30 (火)
家の補修、完了
雨漏り、水漏れなどで、「あばらや」になっていた家に補修が、やっと終わった。3年越しであるが、住めればいいや、そのうちにといったタイ人感覚で、ほってあったものが解決して、とにかくすっきり。
ADSLも解約。
「HーNET」だけでなく、その前の「Maxnet」も解約してなかった。
ひょっとして、ADSL信号が来なかったのは、そのせいかもしれないが、
また、機会を改めて、チャレンジすることに。
「SONY」のモニターは、バンコクから送り返されてきていたので、引き取って、代理店ではなく、町の修理やに預けてきた。バンコク往復の送料などは、請求されなかった。タイでは、当然のことだが、日本だったら請求されたかもしれない。正規の「SONY」で修理すると、修理代が5000B以上だそうだ。「LG」の同等のもの(もちろん、新品)が、4000Bそこそこで買えるというのに。SONYはタイでも、サービスが良くない。
中間報告の電話だけは、たびたびかけてきていたので、日本の本社がけしからんのかも知れないが。
冷蔵庫、新調。メチャンで、「Toshiba」製の12Qのものを購入。値切って、16,000B。2ドアだけれども、前のものより、3割りほど大きい。
前の「Mitsubishi」製は、修理のために、配達に来た車で、もって帰ってもらった。ドアのパッキングが緩んで、締りが悪い。
2005/8/31 (水)
工事の後片付け
家の工事のあと、部屋の中が、埃っぽく、後片付けをかねて大掃除。
プラスター・ボードの取り外しや、タイルの切断などしたために、あちこちに埃が積もっていた。
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